2012.02.10

内蔵を休ませることの大切さ

自然界の動物は冬になるとほとんどの食べ物がなくなるために、ほぼ半断食の状態で冬を過ごすことになります。
しかしこの時に内蔵を完全に休息させてもいるのです。
冬眠する動物は体全身を長期の休息状態に置きます。

しかし、極寒の地で暮らす狼や鹿は冬場をわずかな餌で過ごすことになります。
この極限の食糧事情の中でこれらの動物たちは体内に蓄えた脂肪をエネルギーにして生き延びます。
この時、消化吸収に関わるすべての臓器は完全な休息状態に入ります。
そして春が近づくに連れて休んでいた内臓機能が少しずつ活動しながら春に芽生える新芽や木の芽を食べだします。
生命にあふれる新芽や木の芽は活力に満ちたエネルギーを蓄えています。

このような餌を食べて再生した内蔵は次に強靭な体を作り出す原動力になります。
私たち現代人は断食でもしない限り内蔵を休ませるということはないと思いますが、ストレスで常に緊張を強いられている内蔵を、その緊張状態から解き放し活力あふれる内蔵に再生させる方法があるのです。
それは肛門を引き締めて肩の力を抜き、下腹部に少しずつ力を込めて息を吸いながら下腹部を膨らましていく腹式呼吸のやり方です。

この腹式呼吸で内臓の血流がよくなり細胞の新陳代謝が高まるのです。

これと同時に内蔵に活力あふれる栄養をとりいれると強靭な体力を作り出す原動力になります。
活力溢れた栄養素を多く含んだ漢方ドリンクをぜひお試しください。

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